大型コンプレッサーをご紹介!
コンプレッサーは、レシプロやスクロールなど様々な種類が展開されていますよね。
種類には、圧縮方法や扱う空気だけでなくサイズ別にも分けられています。
コンプレッサーのサイズは、小型から大型までです。
今回は、このサイズの中から大型のコンプレッサーについて紹介していきます。
本記事は、大型コンプレッサーの買い替えや増設などで購入予定の方に参考にしていただけます。
どれが自社に合ったコンプレッサーなのかぜひ、ご確認ください。
【記事まとめ】 ・大型コンプレッサーについてご紹介! ・省エネ性能が上がり、ランニングコストがダウンしてきた! ・連続稼働や効率的な圧縮空気の効率的供給が可能! |
大型コンプレッサーついて
まずは、大型コンプレッサーついて解説します。
大型コンプレッサーは、かなりサイズが大きいため広い施設に設置されています。
主な設置場所としては、工場が上げられるでしょう。
また、小型コンプレッサーよりも消費電力が高い傾向にあります。
消費電力の多さから工場内の電力の中でもかなりの割合を占めているケースも少なくないでしょう。
そんな大型コンプレッサーについて詳しく見ていきます。
大型コンプレッサーのサイズについて
まずは、大型コンプレッサーのサイズについてです。
例えば、岩田アネスト社のクロ―コンプレッサーの標準モデルで見てみましょう。
「1760mm×1020mm×1620mm ~
2000mm×1020mm×1880mm」と公式サイトに明記されていました。
(※幅×奥行き×高さ / 商品によってサイズは異なります)
かなり大きいサイズですよね。
デカい箱のような大きさから工場内など広い施設でしか設置できません。
大型コンプレッサーのランニングコストについて
次に大型コンプレッサーのランニングコストについてです。
前項では、大型コンプレッサーのサイズを確認しました。
小型コンプレッサーの大きさとは違いかなり大きいサイズでしたね。
ちなみに、日立産機システム社の給油式ベビコンの外形寸法は、大型よりも小さいです。
「782mm×342mm×735mm ~ 1,938mm×734mm×1,214mm」と公式に明記されています。
(※幅×奥行き×高さ / 商品によってサイズは異なります)
大型コンプレッサーは、出力が高く、長時間の連続運転ができます。
このことから大がかりな作業などを効率的に稼働してくれるのです。
一方で、消費電力が高い一面もあります。
そのため、ランニングコストが掛かることが課題となっていました。
しかし、近年では製造メーカーが省エネに力を入れています。
以前よりも電力消費を抑えられるようになってきました。
以前よりも省エネ性能が向上しているところを実感していただけるでしょう。
ちなみに、その他にBluetooth搭載など便利なハイテク機能も追加されました。
新しく機能が導入されるとワクワクしますね。
小型コンプレッサーについて
大型コンプレッサーの比較対象として、小型コンプレッサーについても紹介しておきます。
小型コンプレッサーは、ベビーコンプレッサーと呼ばれることがあります。
略して「ベビコン」です。
ベビコンは、国内大手メーカーである日立産機システム社が製造・販売を行っています。
その他のメーカーでは、家庭用コンプレッサーやコンパクトモデルが小型に分類されるでしょう。
ベビコンの特徴といえば、通常よりもはるかに小さいサイズ感です。
例えば、日立産機システム社の給油式ベビコンの外形寸法で見てみましょう。
公式のサイズとして、「782mm×342mm×735mm ~ 1,938mm×734mm×1,214mm」と明記されています。
(※幅×奥行き×高さ / 商品によってサイズは異なります)
重さとしては、主に10kg前後です。
また、小型のため取り扱いや持ち運びしやすいことも特徴の一つです。
そのため、家庭ではDIY、業者では小規模の現場で使われています。
小型がゆえに耐久性の低さを心配されるお客様がいらっしゃいます。
実はそんなことはありません。
建築現場や小規模の現場でプロの職人さんが使っています。
そのコンプレッサーを見て見ると、年季の入った古いベビコンを愛用されている姿が見受けられます。
もちろん、無理やり使っているという方もいるでしょう。
しかし、見たところまだ現役で使えるものも多いです。
小さいだけでなく耐久性もしっかりしている機種も少なくありません。
(※20年以上無理やり使い続けて良いというわけではなく、定期的にメンテナンスを出しながら大切に使っているという要因もございます。)
コンプレッサーの種類について
次に、コンプレッサーの種類について解説します。
コンプレッサーには、レシプロ・スクロールといった形状の違いだけではありません。
油冷式・オイルフリー式という圧縮方式の違いなど様々な違いがあります。
形状の違いだけで値段が変動したり、長時間の稼働でのスペック差など特徴に違いが存在します。
コンプレッサーの種類の違い【4種類】
コンプレッサーには、主に4種類存在します。
・レシプロ ・スクリュー ・スクロール ・ターボ |
それぞれ使用することでの利点に違いがありますので、ご紹介します。
①レシプロ型
レシプロでは、ピストン運動を使った方法で空気を圧縮しています。
回転速度は、他と比べて低いものの価格が低い傾向があります。
お手頃価格のコンプレッサーを導入したい企業に適しているでしょう。
一方で、振動の大きさが目立つ傾向にあります。
②スクリュー型
スクリューでは、オスとメスという2つの部品が組み合わています。
歯車のように互いに回転し合うことでネジ溝にできる容積を利用して空気を圧縮させます。
スクリュー型といえば、工場で導入されているコンプレッサーの中で最も普及している種類です。
音・振動ともに小さく、コンプレッサーの中でも中間に位置するような種類でもあります。
そのため、ちょうど良いコンプレッサーとして知られています。
③スクロール型
スクロールでは、2枚のローターを重ねるように組み合わせて回転させています。
これにより空気の容積変化を利用して空気を圧縮させます。
スクロールの盗聴としては、最も優れた静音性が上げられます。
初めて聞いた方は、静動性の高さから「思っていたより静か」とおっしゃるケースが多いです。
一方で、構造上の問題で長時間の連続稼働には向いていない傾向があります
④ターボ型
ターボでは、扇風機のようにに羽根が付いた部品を高速回転させます。
これにより圧力を上昇させることができ、空気を圧縮させます。
特徴としては、構造上から大容量の機種が多いというところです。
圧縮空気の容量が多い方が良いというユーザーのニーズに答えている機種です。
一方で、不か変動への容量調整は、容積形には劣る傾向にあります。
スクリュ型には油冷式・オイルフリー式がある
前項では、「①レシプロ・②スクリュー・③スクロール・④ターボ」について紹介しました。
4種類の中でも、スクリューには「油冷式・オイルフリー式」の2修理が存在します。
まず、油冷式とはスクリューローターという部品にオイルを噴射させます。
油膜ができ、空気が漏れないようにすることで圧縮空気が生まれる仕組みです。
オイルを使用することから圧縮空気に油分が含まれるようになります。
一般的にスクリューコンプレッサーと言うと、油冷式の場合が多いです。
次に、オイルフリー式は、名前の通りオイルを使用しません。
そのため、油分を含まない圧縮空気が生成されます。
食品や半導体のような油分を含まない圧縮空気を使用したい工場に適した機種となっております。
まとめ
今回は、コンプレッサーの大型のコンプレッサーについて解説しました。
最新の大型コンプレッサーには、新性能やスペックの向上など見受けられます。
きっと新しいコンプレッサーを触ればテンションも上がるでしょう。
自社にピッタリなコンプレッサーに出会えること願っています。