コンプレッサーはどの販売店から購入するのがオススメ?【新品の購入方法】
コンプレッサーは、その種類や用途によって様々なモデルがあり、購入を検討する上で、どの販売店を選ぶかが大きなポイントになります。
本記事では、コンプレッサーの購入方法について、主な販売店別に詳しく解説していきます。
それぞれの販売店の特徴、メリット・デメリットを比較して、最適な購入方法を見つけられるお手伝いになれば幸いです。
【記事まとめ】
・コンプレッサーとは? ・コンプレッサーを販売しているところ ・購入先別メリット・デメリット ・購入時のポイント |
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コンプレッサーについて
まずは、コンプレッサーについてご紹介します。
コンプレッサーとは、圧縮空気を作り、連続的に送り出してくれる機械のことです。
また、一般的には「エアーコンプレッサー」や、「ガスコンプレッサー」と呼ばれています。
そんなコンプレッサーは、工場や建築現場などさまざま場所で活躍していますよね。
その他には、医療関係や車両関係など身近な場所で使われていることも珍しくありません。
それでは、コンプレッサーについてより詳しく見ていきましょう。
コンプレッサーの特徴について
それでは、コンプレッサーの特徴について見ていきます。
コンプレッサーの特徴といえば、何と言っても圧縮空気ですね。
一般的なコンプレッサーは、0.1MPa(約1.0kgf/cm2)以上に圧縮された空気を作ることができます。
また、圧縮する空気にも特徴が見られます。
それは、水素や窒素など特定の気体を使用される場合です。
特定の空気を圧縮するコンプレッサーでは、気体名を先頭に付けて呼びます。
例えば、水素を使用するコンプレッサーのことを水素ガスコンプレッサー。
窒素を使用するコンプレッサーのことを、窒素ガスコンプレッサーのように呼ばれています。
ちなみに、「往復式・回転式・遠心式・軸流式」など圧縮方法によって種類が分けられることもあります。
コンプレッサーの種類について
次に、コンプレッサーの種類について紹介します。
コンプレッサーというのは、空気を圧縮し、連続的に送り出す機械のことです。
この扱う空気によってコンプレッサーの種類が異なります。
例えば、一般的に空気を扱うコンプレッサーは「エアーコンプレッサー」です。
また「ガスコンプレッサー」と呼ぶ場合もあります。
そのなかでも、扱う空気が限定されている場合、その空気の名称が付きます。
水素を扱うコンプレッサーは、水素ガスコンプレッサー。
窒素を扱うコンプレッサーは、窒素ガスコンプレッサーです。
その他には、都市ガスやCmHn系炭化水素ガスといった空気を扱っています。
大枠としての分類がある
コンプレッサーの分類は、ガスだけではありません。
圧縮範囲によってもコンプレッサーの種類が異なります。
大まかには4つに分類されています。
1つ目は、真空ポンプです。
真空ポンプは、大気圧により真空状態にします。
2つ目は、コンプレッサーです。
コンプレッサーとは、吐出圧力約0.1MPa[G]以上の機械のことを指します。
3つ目は、ブロワです。
ブロワとは、吐出圧力約10kPa以上0.1MPa[G]未満の機械のことを指します。
4つ目は、送風機です。
送風機とは、吐出圧力約10kPa未満の機械のことを指します。
【分類:圧力範囲】 1:真空ポンプ 2:コンプレッサー 3:ブロワ 4:送風機 |
その他にも「往復式・回転式・遠心式・軸流式」など圧縮方法によっても分類できます。
それほど、数多くのコンプレッサーが世の中には、登場しているのです。
コンプレッサーの販売しているところ
次にコンプレッサーを販売しているところを紹介します。
それぞれどんなメリット・デメリットがあるのかや、特徴などまとめてみました。
それでは、見ていきましょう。
1. ホームセンター
1つ目は、ホームセンターです。
ホームセンターの特徴は、購入者にとって身近であることです。
手軽に購入できるところや、お客さんにとって入店の敷居が低いのは良いですよね。
どうしても一般の方やDIYを目的に初めてコンプレッサーを購入される方は、専門店に行くのに勇気がいります。
ただ、ホームセンターであれば何度か利用されたことがあると思いますので、手軽に購入できるでしょう。
また、品ぞろえも十分です。
比較的一般的なモデルが中心ですが、DIY用途や小規模な作業に適したコンプレッサーが豊富に揃っています。
そのため、 安価なモデルが多く、予算を抑えたい方におすすめです。
一方で、専門知識を持つスタッフが常駐している店舗もありますが、専門的な相談には不向きな場合もあります。
メリット | デメリット |
手軽に購入できる | 品揃えが限られる |
低価格帯のコンプレッサーが揃っている | 専門的な相談が難しい場合がある (※店舗による) |
2. 機械工具店
2つ目は、機械工具店です。
機械工具店の特徴は、やはり専門知識を持ったスタッフさんがいるところです。
この専門知識は、コンプレッサーそのものの知識の深さだけではありません。
コンプレッサーには、多くの製造メーカーがいます。
そのため、各メーカーの良さや違いなど幅広い知識を持っているスタッフさんをよく見かけます。
よって、コンプレッサーの知識という縦軸と、メーカーや種類の知識という横軸の両方を兼ね備えたバランスタイプの専門性があるのが、機械工具店だと思ってください。
初めての方は、ホームセンターを。
2台目以降のコンプレッサーや、中級者の方、現場の方は機械工具店が安心してご購入いただけると思います。
また、品揃えとしては、プロ向けの業務用モデルからDIY向けのモデルまで揃っています。
一方で、価格帯は平均的にホームセンターよりはお高めであることが多いです。
その分、耐久性や効率性などはグレードが高い傾向です。
メリット | デメリット |
専門知識があるスタッフさんに相談できる | やや価格が高い |
幅広い品揃え | 店舗数が少ない |
3. メーカー直販
3つ目は、メーカー直販です。
メーカー直販の特徴は、 メーカー最新のモデルをいち早く購入することができる点です。
また、メーカー保証が充実している場合が多く、安心して製品を使用できます。
加えて、 特定の用途に合わせたカスタマイズに対応している場合もあります。
価格に関しては、モデルによって異なりますが、直接メーカーから購入するため、中間マージンが削減されている場合があります。
よって、業務用の場合はメーカーとの直接取引がオススメです。
やはり、業務用のコンプレッサーは大型であることもあります。
種類によって数十万~数百万円するので、しっかりとした保証が付いているメーカーが良いでしょう。
製造するモノによっては、特殊な場合もあり、メーカーと相談しながらカスタマイズしていただく必要もあります。
用途が業務的であればあるほど、メーカーから選んでみてください。
メリット | デメリット |
最新モデルがいち早く購入できる | 購入手続きが煩雑な場合がある
(※ケースによる) |
保証が充実 | 実店舗を持たないメーカーが多い |
4. ネット通販
4つ目は、ネット通販です。
ネット通販の特徴は、24時間いつでも購入可能できる便利さです。
時間や場所を選ばずに購入できるのは、お手軽で嬉しいですよね。
また、品揃えが豊富で、実店舗では取り扱っていないモデルも見つけられます。
ネットでは、リスト化されているので、価格比較がしやすいです。
複数の販売店の価格を簡単に比較できます。
一方で、商品や、値段によっては送料がかかる場合があります。
メリット | デメリット |
時間や場所を選ばずに購入できる | 現物を見ることができない |
品揃えが豊富 | 納期がかかる場合がある |
価格比較がしやすい |
まとめ
今回は、コンプレッサーを購入できる販売店について紹介しました。
ご自身にピッタリなお店を見つけるお手伝いになりましたら幸いです。
DIYをされている方は、ぜひコンプレッサーデビューしてみてください!