コンプレッサーの選び方と使い方:ご家庭用として検討されている方へ
皆さんは、「コンプレッサー」という機械を聞いたことはありますか?
コンプレッサーとは、気体を圧縮して高圧の空気を作り出す機械のことです。
そんなコンプレッサーは、エアーツールの駆動や洗浄、冷却、搬送など様々な工程で活躍しています。
一方で、近年では、DIYを楽しむ人たちの間で小型のコンプレッサーが人気が集まってきました。
そこで、今回は家庭用としてコンプレッサーを検討している方に向けてコンプレッサーについてまとめてみました!
種類や、特徴、活用例など初心者の方に向けたガイドになるようにしています。
それでは、DIYの幅を広げてくれる神アイテム「コンプレッサー」とは一体どんな機械なのか詳しく見ていきましょう。
ぜひ、最後までお付き合いください!
【記事まとめ】 ・コンプレッサーは、釘打ち機やスプレーガン、エアブラシなど多岐にわたって活躍している機械 ・タンク容量や吐出空気量など種類によって性能が違う ・用途に合わせて購入しよう! |
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コンプレッサーとは?
まずは、コンプレッサーについてです。
コンプレッサーは、工業用のモノから家電の部品としてまで幅広く使われています。
そんなコンプレッサーとは、簡単に言うと空気を圧縮する機械のことです。
例えば、膨らませた風船を想像してみてください。
風船に空気をたくさん詰め込むことで、風船はパンパンになりますよね。
コンプレッサーも同じように、空気をギュッと圧縮する働きをします。
空気を圧縮することで、圧力を高め、様々な作業に役立たれているのです。
サイズ感について
次に、小型コンプレッサーを紹介します。
そもそもコンプレッサーは、大きく2つに分けられます。
1つ目は、大型コンプレッサーです。
大型コンプレッサーは、主に大規模な工場に設置されています。
そして、2つ目に小型コンプレッサーです。
小型コンプレッサーの場合は、持ち運びされるほど小さい種類です。
また、本記事では家庭で使用されることを想定していることから、この小型コンプレッサーに注目していきます。
小型コンプレッサーとは
さて、小型のコンプレッサーと言えば、ベビーコンプレッサーをイメージされやすいです。
略して「ベビコン」とも呼ばれています。
国内の大手メーカーである日立産機システム社が製造・販売を行っています。
その他のメーカーでは、家庭用コンプレッサーやコンパクトモデルが小型に分類されるでしょう。
そんなベビコンの特徴といえば、通常よりもはるかに小さいサイズ感です。
例えば、日立産機システム社の給油式ベビコンの外形寸法では「782mm×342mm×735mm ~ 1,938mm×734mm×1,214mm」があります。
(※幅×奥行き×高さ / 商品によってサイズは異なります)
重さとしては、主に10kg前後あります。
また、小型のため取り扱いや持ち運びしやすさに特徴的です。
家庭ではDIY、業者では小規模の現場にとって使いやすい利点があります。
コンプレッサーの種類と特徴
次にコンプレッサーの種類と特徴についてです。
コンプレッサーには、大型・小型以外にもいくつか種類があります。
直動式コンプレッサー | 構造がシンプルで安価なため、DIYや趣味で使う方におすすめです。ただし、騒音が大きく、連続運転には不向きな機種もあります。 |
往復動式コンプレッサー | 直動式に比べて耐久性が高く、業務用として広く利用されています。静音性も優れている機種が多いですが、価格はやや高めです。 |
スクロール式コンプレッサー | 構造がシンプルでコンパクト、静音性が高いのが特徴です。オイルレスタイプが多く、メンテナンスが容易です。 |
ロータリースクリュー式コンプレッサー | 大容量で連続運転に強く、工場や大規模な作業現場で利用されます。高価ですが、効率性が高いです。 |
コンプレッサーの選び方
次に、コンプレッサーの選び方についてです。
前項でコンプレッサーの種類について紹介しました。
種類だけ見てもどれが自分に適しているのか迷われると思います。
そこで、コンプレッサーの選び方をまとめてみました。
コンプレッサーを選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
① | タンク容量 | 使用する空気圧工具の消費空気量と、作業時間に応じてタンク容量を選びます。 |
② | 吐出空気量 | 短時間に大量の空気を必要とする作業には、吐出空気量の大きい機種を選びます。 |
③ | 圧力 | 使用する空気圧工具の動作圧力に合わせて選びます。 |
④ | 駆動方式 | 電源環境や作業場所に合わせて、電動式、エンジン式などを選びます。 |
⑤ | 騒音レベル | 作業環境や周囲への配慮が必要な場合は、静音性を重視しましょう。 |
⑥ | 設置場所 | 設置スペースや移動の有無などを考慮します。 |
コンプレッサーの使い方
コンプレッサーの使い方の基本は、以下の通りです。
① | コンプレッサーの設置 | 平らで安定した場所に設置し、周囲に可燃物がないことを確認します。 |
② | 電源接続 | 電源プラグをコンセントにしっかりと差し込みます。 |
③ | 空気圧工具との接続 | 空気圧工具に付属のエアホースを接続します。 |
④ | コンプレッサーの起動 | スイッチを入れてコンプレッサーを起動します。 |
⑤ | 空気圧工具の使用 | 空気圧工具のトリガーを引いて作業を行います。 |
⑥ | 作業終了後の処理 | 作業終了後、コンプレッサーのスイッチを切り、電源プラグを抜きます。 |
安全にコンプレッサーを使うために
ここで、安全に使用するための注意点を紹介します。
小型コンプレッサーであれば、DIYに使えるとはいえ、一歩間違えればケガや事故は起きてしまいます。
安全に使うためにどんなところに注意する必要があるのか見ていきましょう。
① | 取扱説明書をよく読む | 各メーカーの取扱説明書をよく読み、安全な使用方法を必ず確認してください。 |
② | 周囲に人がいないことを確認する | 作業中は周囲に人がいないことを確認し、安全に作業を行ってください。 |
③ | 定期的なメンテナンス | コンプレッサーは定期的にオイル交換やフィルター清掃などのメンテナンスを行う必要があります。 |
④ | 異常を感じたら使用を中止する | 異音や異臭など、異常を感じたらすぐに使用を中止し、専門業者に点検を依頼してください。 |
コンプレッサーの活用例
最後に、コンプレッサーの活用例を紹介します。
難しそうな機械に見えますが、決してプロだけが使えるモノではありません。
DIYでもフル活用していただけます。
では、どのように使えるのか一例を下の表にまとめました。
① | DIY | 釘打ち、ネジ締め、塗装、研磨など |
② | 自動車整備 | タイヤの空気圧調整、塗装、部品の清掃など |
③ | 木工 | 釘打ち、切断、研磨など |
④ | 塗装 | スプレー塗装、エアブラシ塗装など |
まとめ
今回は、家庭用としてコンプレッサーを検討している方へ選び方や使い方などを紹介させていただきました!
ここまで読んで、小型コンプレッサーについてイメージできてきましたか?
コンプレッサーは、作業効率を大幅に向上させることができる便利な機械なのは間違いありません。
一方で、取り扱いには注意が必要な機械でもあります。
そのため、いつも安全に使用することは重要なポイントです。
ケガにならないようご使用ください。
また、皆さんにとって最良の一台が見つかることを祈っています!
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