コンプレッサーのオイル交換もお任せください!
毎日コンプレッサーが稼働し続けている現場は少なくありません。
特に工場であれば、商品の生産に欠かすことができない機械のうちの1つでしょう。
そのため、コンプレッサーは平常時から安心安全な状態を保つことが求められています。
とはいえ、その安心安全な状態を保つためには何が必要なのでしょうか?
結論、メンテナンスです。
そこで、今回はメンテナンスの中でも重要な「オイル交換」について解説していきます。
コンプレッサーのオイル交換を怠ると不具合や故障の原因に繋がります。
最悪買い替えなど多額の費用が発生するかのうせいも0ではありません。
そうならないためにもオイル交換について知っておきましょう。
【記事まとめ】 ・定期メンテナンスをしないと将来的に大きなリスクが起きる可能性が高くなる ・コンプレッサーのオイル交換は、年1~2回程度必要! ・オイル交換を怠ると部品の損傷に繋がってしまう |
羽田コンプレッサーでは、コンプレッサーのオイル交換のご依頼も受付中です!
お気軽にお問い合わせくださいませ♪
コンプレッサーのメンテナンスって必要?
まずは、コンプレッサーのメンテナンスの必要性についてお伝えします。
メンテナンス行わない場合、故障リスクが高まるだけでなく、コンプレッサーの寿命も短くなります。
例えば、軽微な故障から始まり、故障部分が別の部品を刺激して、さらに故障に繋がるといった流れがあるのです。
結果、大きな故障またはあちこちの部品が不調になっているといったことに陥ります。
逆に定期的にメンテナンスを行っていた場合、不調があっても早期解決ができることから被害の拡大リスクが軽減されるのです。
一方で、メンテナンスをするためには費用は発生してしまいますよね。
定期的に行っていればそれだけランニングコストが増えるため、費用を抑えたいところです。
コスト面の心配で定期的なメンテナンスを避ける場合、そのまま放置した結果買い替えになったときの費用と比較しみてください。
将来的に見ると確実にメンテナンスをしないコンプレッサーの方が多額の費用が発生します。
そのため、定期的なメンテナンスはコスト、生産効率、安全性など総合的に見ても必要な行為だといえます。
オイルは必須!その重要な理由とは
前項でメンテナンスの必要性について解説しました。
メンテナンスの有無によって将来的に発生するリスクについて知っていただけたと思います。
今回の記事は、メンテナンスの中でもオイル交換についてです。
そのため、ここからはオイル交換について進めていきます。
ちなみにオイルとは、コンプレッサーの空気やガス漏れ防止や、金属部品の摩擦を防止する役割を持った液体のことです。
オイルが切れてしまうとガス漏れや部品の摩擦が起き、故障に繋がるリスクがあります。
また、オイルあるなしの違いなだけでコンプレッサーの寿命も大きく変わってきます。
長く安全に使い続けるためにもオイルを切らすことは絶対にできません。
そんなオイル交換が必要な理由は、3つ挙げられます。
【オイル交換の重要性】 ①:潤滑性の維持 ②:熱の伝導性の維持 ③:消耗品の交換 |
では、それぞれより詳しく見ていきましょう。
潤滑性の維持
1つ目は、潤滑性の維持についてです。
機械の内部部品同士の摩擦を低減し、スムーズな動作を維持するために必要です。
オイルの交換をしないままにしているとオイルが劣化や汚染することになります。
そのため、潤滑性が低下、内部部品の摩擦が増加、コンプレッサー本体の寿命が短くなる可能性が上がります。
熱の伝導性の維持
2つ目は、熱の伝導性の維持についてです。
機械内部の熱を適切に伝導し、温度を調整するためにオイルが重要な働きをしてくれています。
オイルの交換をしないまま放置していると、熱の伝導性が低下し始めます。
また、機械内部の温度が上昇していく際にコンプレッサーの故障の原因となる恐れがあることも注意しなければいけません。
消耗品の交換
3つ目は、消耗品の交換についてです。
コンプレッサーのオイルは、消耗品の一つです。
長期間使用するとオイル自体が劣化していきます。
コンプレッサーオイルの定期的な交換・メンテナンスによって、オイルの劣化を防止しています。
また、コンプレッサーの正常な動作を維持することができるのです。
コンプレッサーオイルの交換頻度は?
次にコンプレッサーオイルの交換頻度について解説します。
オイル交換は、年間1~2回を行うようにしましょう。
とはいっても、年1回で少ない方です。
年1回の場合コンプレッサーの稼働状況や寿命など様々な状況によって、交換時期の前にオイルが切れてしまう可能性があります。
年1回を切ってしまうとオイルが劣化し、コンプレッサーの故障を促してしまいます。
安心できる回数としては、年2回は行うことがオススメです。
年3回以上の場合は、日々の稼働状況など総合的に見てもらい、専門会社に判断してもらいましょう。
コンプレッサーのオイルとは?
次にコンプレッサーの役割について紹介します。
重要なオイルとはどのような役割があるのでしょうか。
役割について詳しく見ていきましょう。
役割①:ガス漏れ防止
1つ目の役割はガス漏れ防止です。
コンプレッサー自体が圧縮した空気を送り込む機械なため空気や、ガス漏れがないようにしなくてはいけません。
空気が漏れることで空気の圧力が上がりきらないことや、十分な圧縮空気を供給することが難しい状態になります。
オイルは、ガス漏れが生じないようシールとしての役割を果たし、空気が漏れ出ないよう保護してくれているのです。
役割②:金属部品の摩擦防止
2つ目の役割は、金属部品の摩擦防止です。
コンプレッサーには、たくさんの部品で作られています。
中には、金属部品が他の部品に接触するところもあり、その部分の摩擦が大きくなると消耗が激しくなってしまいます。
結果、部品の消耗により故障の原因になることがあるため、オイルが潤滑油として働き、摩擦を防止してくれるのです。
コンプレッサーを長く使い続けたい方は、オイルが部品を摩擦から保護する役割があることからコンプレッサーの寿命に大きく関わっています。
切らすことが無いよう注意しましょう。
コンプレッサーのオイルの種類は?
次にオイルの種類について紹介します。
オイルは、大きく分けて4種類あります。
詳しくは下の表をご覧ください。
【コンプレッサー:オイル種類】 ・鉱物油 ・合成油 ・半合成油 ・ポリオールエステル(POE) |
それぞれのオイルの使い分けとしては、コンプレッサーの種類や使用用途によって使用するオイルが異なります。
どのような違いがあるのか種類別に見ていきましょう。
鉱物油
鉱物油とは、石油を原料とした油です。
特徴は、比較的安価で手に入ることです。
コンプレッサーのオイルとしては、最も広く使用されているオイルでもあります。
特にレシプロタイプのコンプレッサーで使用されている傾向にあります。
合成油
合成油は、化学的に合成された油です。
特徴としては、高い耐久性や高温に強い特性があります。
主にスクリュータイプのコンプレッサーに使用します。
ちなみに、使用しているコンプレッサーがスクリュータイプの場合、鉱物油を使用するケースがあります。
スクリュータイプのコンプレッサーのオイル交換する際はどのオイルが使われているのか事前に把握しておきましょう。
半合成油
半合成油とは、鉱物油と合成油を混合したものです。
鉱物油と合成油を良いとこ取りしたハイブリッドなオイルだと思ってください。
特徴は、鉱物油のコスト面の安さと、合成油の性能面の良さを併せ持っているところです。
まとめ
今回の記事ではコンプレッサーのオイル交換について紹介しました。
羽田コンプレッサーでは、オイル交換のメンテナンスの一種として受け付けています。
お困りの時はお気軽にお問い合わせくださいませ。