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columnコラム

コンプレッサーの安全弁について

コンプレッサーは、多くの部品で組み立てられています。

 

そのため、重要な部品が作られたコンプレッサーは、精密機械のような側面もあるほどです。

 

そんなコンプレッサーの部品の中でも今回は「安全弁」について解説します。

 

皆さんは、安全弁についてご存知でしょうか?

 

安全弁は、コンプレッサーから空気を抜くための部品です。

 

安全弁があることで限界の圧力に達することを防いでくれます。

 

結果、圧力によって破裂することなく事故防止に繋がっています。

 

そんな安全弁についてより詳しく見ていきましょう!

 

【記事まとめ】
・安全弁とはコンプレッサーの空気圧を調節するために必要な部品
・調整不足の場合、破裂など事故に繋がる可能性がある
・定期的にメンテナンスを行い、安全弁の調整を行いましょう

 

 

コンプレッサーとは?

 

まずは、コンプレッサーについてご紹介します。

 

コンプレッサーとは、圧縮空気を作り、連続的に送り出してくれる機械のことです。

 

そんなコンプレッサーは、工場や建築現場などさまざま場所で活躍しています。

 

 

コンプレッサーの特徴について

 

コンプレッサーの特徴といえば、何と言っても圧縮空気ですね。

 

一般的なコンプレッサーは、0.1MPa(約1.0kgf/cm2)以上に圧縮された空気を作ることができます。

 

このようなコンプレッサーのことを「エアーコンプレッサー」または、「ガスコンプレッサー」と呼びます。

 

その他の特徴では、圧縮する空気にも特徴が見られますよね。

 

圧縮する空気はただの空気ではなく、水素や窒素など種類があるのです。

 

特定の空気を圧縮するコンプレッサーのことを水素ガスコンプレッサーや窒素ガスコンプレッサーなどと呼ばれています。

 

また、「往復式・回転式・遠心式・軸流式」など圧縮方法によっても種類が分けられています。

 

 

安全弁とは

 

では、安全弁について詳しく説明します。

 

安全弁は、コンプレッサー内にある圧力装置に設置された部品のことです。

 

稼働中に設計圧力以上に圧力が上昇した際に自動的に安全弁から空気を放出します。

 

外部に放出することで圧力が上昇しすぎることを防いでくれるのです。

 

また安全弁は、自動で動いてくれます。

 

圧力が達した時にスタッフや電気を必要とせず動いてくれます。

 

そのため、スタッフが圧力が高まっていることに気づいていない場合でもヒューマンエラーが発生しないのです。

 

もし、安全弁が起動せず圧力が上がり続けた場合どうなるのでしょうか。

 

その場合、コンプレッサー内は高圧空気が溜まります。

 

圧力が高まり、コンプレッサーが耐えられなくなることで破裂する危険性があります。

 

よって、事故に繋がってしまうでしょう。

 

 

安全弁の種類について

 

次に安全弁の種類についてです。

 

安全弁は、2種類に分けられます。

 

1つ目は、SVシリーズです。

 

SVシリーズは、圧縮空気を外に放出してくれます。

 

特徴として、空気の出口が側面にあり、ネジに継手がありません。

 

2つ目は、SV-UPシリーズです。

 

圧縮空気を外へ誘導してくれます。

 

特徴としては、空気の出口が上部にあり、ネジに継手があります。

 

【安全弁の種類】

 

1:SVシリーズ

・空気を外部放出

・出口が側面にあり

・ネジに継手なし

 

2:SV-UPシリーズ

・空気を外部誘導

・出口が上部にあり

・ネジに継手あり

 

 

 

安全弁のエアー漏れに注意

 

次に、安全弁のエアー漏れについて解説します。

 

安全弁の故障ケースの1つがエアー漏れです。

 

確認方法としては、安全弁が「?MPa」で噴気しているのかを見ればわかります。

 

まず、最高使用圧力0.93MPaのコンプレッサーが、約0.7~0.8MPaで噴気していたとします。

 

この場合、安全弁そのものに不具合が起きている可能性が高いです。

 

よって、安全弁の交換が必要です。

 

安全弁の交換自体は、日頃コンプレッサーのメンテナンスや修理を行っている方であれば部品を入手してすぐに作業できるでしょう。

 

次に、最高使用圧力0.93MPaを超え、かつ安全弁の設定圧力でエアー漏れが起きている場合です。

 

この場合は、マグネットスイッチという圧力開閉器を確認してください。

 

溶着している可能性があります。

 

溶着している際は、マグネットスイッチの交換が必要です。

 

マグネットスイッチの交換に関しては、専門会社へ依頼することをオススメしています。

 

なぜなら、電気工事の資格を保持した方が行う必要があるためです。

 

また、制御のことなど安全面や技術的な部分で出専門会社に依頼した方が安心です。

 

安全弁のメンテナンス・修理は羽田コンプレッサーへ!

 

 

羽田コンプレッサーでは、定期メンテナンス・修理を受け付けています!

 

もちろん、安全弁もお任せください!

 

対応メーカーとしては、例えば下の表からご確認ください。

 

株式会社日立産機システム コベルコ・コンプレッサ株式会社 北越工業株式会社
アネスト岩田株式会社 株式会社加地テック アトラスコプコ株式会社
日本精器株式会社 オリオン機械株式会社 SMC株式会社

 

表は一例のためそれ以外のメーカーも対応しています。

 

もし自社で使用しているメーカーと同じ社名が無い場合は、電話でお問い合わせくださいませ。

 

対応エリアとしましては、東京都城南エリア・川崎・横浜エリアを中心に対応しています。

 

【東京都城南エリア】(大田区、品川区、世田谷区、目黒区)
【川崎・横浜エリア】(川崎市、横浜市)
【城東エリア】(葛飾区、足立区、江戸川区、江東区、墨田区、台東区、荒川区)
【東葛エリア】(松戸市、柏市、流山市、我孫子市、野田市、鎌ヶ谷市、白井市)
【湾岸エリア】(浦安市、市川市、船橋市、習志野市、千葉市、木更津市)
【県央エリア】(厚木市、座間市、綾瀬市、海老名市、大和市)
【その周辺エリア】(伊勢原市、相模原市、藤沢市など)

 

コンプレッサー修理までの流れ

 

コンプレッサーの修理を行った場合、どのような流れで進めていくかご紹介します。

 

大まかな流れは下の表のようになっています。

 

 

  • お問い合わせ
  • ヒアリング
  • お見積り
  • 施行

 

まずは、お問い合わせいただき、専門スタッフを現場へ向かいます。

(※最短即日訪問しますが、エリアや現場の状況などにより日をまたぐ可能性があります。)

 

次に、ヒアリングです。ヒアリングは、電話または現場でお伺いいたします。

 

実際にコンプレッサーを確認した内容とトラブル発生時の状況など確認させていただきます。

 

ヒアリング内容からその場でお見積りを算出します。

 

大掛かりな修理が必要な場合などにより数日いただくケースもございます。

 

お見積りをご確認いただき、問題なければ経験豊富なチームにより修理作業を開始です。

 

お問い合わせの段階で急に費用が発生することはありません。

 

お見積りを出して、同意後に作業を行い、お支払いただきますのでご安心ください。

 

コンプレッサーの修理・メンテナンスでお急ぎの方は電話からお問い合わせください。

 

東京エリア(東京本社):03-5736-9921
千葉エリア(松戸営業所):050-6860-5461
神奈川エリア(厚木営業所):050-6861-9891

 

その他のお問い合わせにつきましては、こちらからお問い合わせに移動できます。

 

お問い合わせの時にメーカーと型番、状況をお聞きします。

 

あらかじめご確認いただきますようお願いいたします。

 

まとめ

 

今回は、安全弁について解説しました。

 

安全弁が正しく動いているかしっかり確認をお願いします。

 

もし、安全弁のことでお困りであれば、羽田コンプレッサーへお問い合わせくださいませ!

 

皆様からのご連絡お待ちしております!

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